私的には3小節目のコードだったのですが、結果的に最初の4小節のコードの事になります。
キーは F とします。
私はジャズ研時代に何かで
F |F |Gm7 C7|F
と覚えてずっとそうしていました。
で、他の方がそうではない事が結構あるのも分かってはいました。
以下、テンションや細かい動きは無しで、大まかなコードで表記します。
原曲の音源があったので聴いてみると、
F |F |C7 |F
でした。
ちなみに「スタンダードジャズのすべて(赤本)」もこんな感じです。この C7 を細分化して II-V にすれば Gm7 C7 になりますね。
他の譜面も見てみました。
F |F |F |F
・旧リアルブック
・黒本
F |(Gm7 C7)|F |F(Gm7) C7
・新リアルブック
F |Gm7 C7|F |Gm7 C7
・iReal
F |Bb/F F|Gm7 C7|F
・ある歌本
これをおおよその感じでまとめると、
(1) Fのみ
(2) 2小節と4小節が Gm7 C7
(3) 3小節が Gm7 C7
(1)と(2)がインスト系のようですね。そして(3)がヴォーカルです。だいたいこのような傾向があるように思えます。
元々は3小節目が C7 (Gm7 C7) だったのが、2小節目と4小節目を Gm7 C7 にしたほうがアドリブが取りやすいので変化したんでしょうかね。
この曲の最初の4小節、なーんとなく F の感じでやっている方もいるかと思いますが。、きちんとやろうとするとコードを合わせたほうが良いでしょうね。
という事で、この曲の最初の4小節のコードについてでした。